あいさつや声掛けや対話が何故必要なのか
前回で伝達関数の中の固有振動数を
きりっとした垂直に近い波にすると
中心軸の固有振動数に力が引き寄せられる
事をお話しました。それを「フックの場」とお話ししました。
固有振動数とは「固有値」のことで人間では個性なのです。
その人の固有値が絶対値の1か0に近づくとき
その固有振動数、つまり波長にあった人たちが
引き寄せられるのです。これを「共感」と言ったり
「共鳴」と言ったりします。または「類は類を呼ぶ」
あの人とは「馬があう」とか「波長が合う」と言ったりしますが
全て同じ意味で固有振動のことです。
自動車メーカの先端の設計や開発者は、
自動車のエンジンの振動が他の自動車部品
例えば、ねじと同じ固有振動数を持つと激しく
振動しあいねじが緩んでしまえば事故の原因に
にもなりかねないのでエンジンの振動数がねじの
固有振動数と一致しないように材質などを変えて
振動し合わないように設計することはとても
重要な仕事なのです。自動車業界ではこの振動し合うことを
「共振」といいます。「共振」を避けるため設計や開発者は
日々努力しているといっても構いません。
音響系では「共振」と言わず「共鳴」といいます。
電子系では、「時定数」と言ったりしますが業界用語なので
混乱するばかりです。
上記の「フックの場」「共感」「共振」「類は類を呼ぶ」
「馬があう」「波長が合う」「固有値」は全て同類語で
固有振動数のことです。
日本の工業会の問題は同じことを言っているのに
専門用語が異なるので混乱するのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿