2016年2月15日月曜日

誤報も受け入れよ(その2)

私が、米国駐在から帰国後、物流センターの海外業務課長として仕事をしていました。
日本から部品を米国やイギリスやタイや中国の現地法人に安定供給しなければ
なりません。
もし、日本からの部品供給が遅れ海外の現地生産工場に欠品が生じるとラインが
止まります。もし部品欠品でラインを止めてしまった場合、供給会社は何千万円と
莫大な補償を請求されるリスクを背負っています。貿易実務をベースにした
仕事で書類(インボイス等)のミスは絶対許されません。
従って、物流センターの海上輸送と航空輸送を管理する責任の重い
仕事の責任者(管理職)でした。

リスクとして考えられるのは、仕入先の部品メーカがトラブルで供給できなくなった
場合や人に依るミスとして誤品発送や異品発送や欠損発送(数量不足)です。
私は、責任者として一番留意したことはミスは起きるが、「未然に防いだり」ミスが起きても
「最小限に抑えること」は重要でしたが更に突き詰めると組織の情報の「適切な流動化」く
を考えていました。
ミスには兆候がありミスが勃発する前に部下が騒いでくれるような組織作りです。
どのような組織やチームがよいのでしょうか?部下が騒ぐとはどのようなことで
しょうか?
次回こうご期待。